博士前期課程3専攻での教育?研究を基礎とした、日本語日本文学、英語英米文学、言語教育学(日本語教育講座?英語教育講座)の3つの研究領域で構成されており、日本および英米に関わる文学、語学、言語教育学の高度な教育と研究を行います。
専攻する研究領域において専門性を深めるとともに、他領域の科目を履修することで学際的な視点を養い、国内外の教育や研究の場で活躍できる有為な人材を育成します。
博士前期課程から進学される方のほか、社会人の方が専門領域のキャリアアップやブラッシュアップを図る場としても活用できるよう、年齢、国籍等を問わず、高い意欲と研究能力を備えた方々に広く門戸を開いています。
※博士後期課程「日本文学専攻」「英米文学専攻」「言語教育?コミュニケーション専攻」は、
2013年度より「文学言語学専攻」に統合?再編されました。
多彩な研究分野を専門とする充実した教授陣を揃え、個々の学生の研究テーマに応じて、個別にきめ細かな研究指導を行っています。
専攻する研究領域のほかに?他研究領域の科目を履修する機会を設け?学際的な視点を育成することで多様な思考やアプローチによる研究の進展をはかっています。
研究発表会の定期的な開催や、論文集の刊行など、研究成果を発表する場を設けるとともに、学外の学会や学術雑誌での発表の奨励など、学生の研究活動を積極的に助成しています。
社会人の方が、専門領域についてより高度な教育?研究能力を修得する場を提供し、個々人の状況や研究計画に対応したきめ細かな研究指導を行っています。
井原 奉明 教授 |
ことばに関する哲学的な研究。①言語哲学?分析哲学に限らず、西欧の言語論を広く対象とする。②言語思想史。近現代を対象とする。③認知言語学の研究も含めた、ことばにおける主観性の研究。現代を対象とする。 |
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金子 弥生 教授 |
18?19世紀イギリス、特に女性作家の作品研究。日常生活において、登場人物たちがそれぞれ他者といかにかかわり振舞うかを、時代により異なる社会背景を考慮しながら考察し、生きることの意義を考える。 |
烏谷 知子 教授 |
『古事記』神話?説話の作品論を中心に、祭祀?儀礼や歴史の視点を取り入れ、『古事記』の文学性について研究している。主なテーマは、①『古事記』神話?説話の研究、②古代歌謡の研究、③『万葉集』挽歌の考察、である。 |
近藤 彩 教授 |
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鈴木 博雄 教授 |
英語学の研究成果を英語教育に活かす。
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吉田 昌志 教授 |
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金子 朝子 特任教授 |
英語学習者がどのようなプロセスで英語を習得していくのか、また、小学校から始まる公教育の教室内で行われる指導に基づいた第二言語習得について、コーパスや言語分析ツールを活用して様々な視点から調査?研究し、効果的な英語教育を提案する。 | 島﨑 里子 准教授 |
古?中英語期の語彙研究を通じて、当時の社会や文化の様相を探究する。近年の主な関心は、(1)語彙の多義性がテクスト解釈に与える影響と意味、(2)古?中英語期における女性像の受容と変容の系譜、(3)聖女伝を中心とする中英語散文の語彙と文体など。 |