言語教育?コミュニケーション専攻では、博士前期課程を設置しています。
国内外で日本語教育、英語教育の専門家をめざす人、および言語学、日本語教育学、英語学、英語教育学関係の研究者をめざす人を対象としています。日本語教育、英語教育それぞれの分野において、研究と教育実践の力をバランスよく備えた人材の育成が目標です。
目標言語は違っても日本語教育と英語教育には共通した研究課題がたくさんあります。両教育領域を言語教育という高次の視点から捉え、いずれの領域を専攻する学生も履修でき、共に学べる共通科目を設置しています。
少人数でのきめ細かな論文指導に加え、学内外での研究発表や論文刊行が奨励され、学問的な研鑽が積めるよう配慮しています。
英語教育の権威、Michael Harrington博士(クイーンズランド大学)を客員教授に迎えて公開講座を開催する他、年2回、言語学や言語教育関連分野の第一線で活躍中の研究者を招いての講演会を実施しています。
大学新卒者に加え、社会人、特に現役教師に学びの場を提供し、働きながらリカレントや資格拡充がかなえられるように図っています。また留学生にも、自国の未来を背負って活躍する教育者や研究者になる道を提供しています。
近藤 彩 教授 |
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鈴木 博雄 教授 |
英語学習の研究成果を英語教育に活かす。
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西川 寿美 教授 |
第二言語としての日本語習得
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森 博英 教授 |
学校教育現場での英語指導や英語学習の効果、学習指導要領や大学入試改革等の英語教育政策、さらには、国際共通語としての英語使用の特徴の分析まで、応用言語学的手法を使ってアプローチする。特に、様々な場面で実際の英語でのコミュニケーションが果たす役割を重視する。 |
金子 朝子 特任教授 |
英語学習者がどのようなプロセスで英語を習得していくのか、また、小学校から始まる公教育の教室内で行われる指導に基づいた第二言語習得について、コーパスや言語分析ツールを活用して様々な視点から調査?研究し、効果的な英語教育を提案する。 |
大場 美和子 准教授 |
会話????分析、社会言語学 留学生の会話や外国人労働者の就労場面の会話など、接触場面のやり取りの特徴を会話データから明らかにし、実践現場への還元を考察している |